Delta Loop2
5.デルタループ自作A
激闘!空中戦?
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<エレメント>
エレメントワイヤーは竿に這わせて結束バンドで固定するつもりでしたが、どうもスマートではありません。強く締めすぎると竿が破損しそうです。・・・そっか!竿は空洞なんだから中に通しちゃえば見た目スッキリだ!そうすることで性能にどう影響するのかは不明でしたが、とりあえず見た目から追求?しよう。1mmのステン線を2本の竿に通してループを作りました。エレメント長は10m程度の見込みで28メガ用。チューナーで21メガにも使えるかなと・・・・しかしこれが結構大変でした。無謀にも室内でやった上、うまくループに出来ず、ステン線の途中で玉が出来てしまったりして疲れました。しかも、竿の途中からステン線を引っ張り出し、それをエンビパイプに差し込んでもう一回引き出すという、設計段階の無理に気づかない自作と相成りました。

あちこちのHPから仕入れた情報によると、デルタループのインピーダンスは100〜200Ωになるようで、4:1のバランが必要です。どっかにいい文献はないかと探してみると”アマュア無線応援団キャリブレーション”のHPにデルタループ用バランの販売案内を発見。自作したい旨をお願いして、作成方法ドキュメントを郵送いただくことが出来ました。(TNX:児玉OM。ちなみにキャリブレーションでは、各種アンテナの開発とFCZ研究所のキットを販売されています。)
トロイダルコアに被膜銅線を平行で7回巻きして製作。ケースには小型タッパーをゲット。ポケモンのゼニガメのイラスト入りだったので”ハイドロポンプ1号”と命名。(^_^;)各部は接着剤で防水処理を施し密閉度は完璧です。。(→でもこれは失敗でした)

次に動作テストです。が、手元にはダミーロードがありません。まだアンテナは設置していないので試せない。手元のがらくたを探すと2kΩが10個・・・おおお!並列接続で200Ωじゃぁないか!?
早速ユニバーサル基板にハンダ付けして”ムカデダミー”の完成です。ムカデダミー・バラン・リグを接続し送信してみると、SWR計の針はピクリともしません。うーん動作原理はよく分かってないけどとりあえず出来たぞ・・・